次の計算をせよ. 単項式と多項式の乗法と除法 {分配法則}によってかっこをはずして計算する. {a(b+c)=ab+ac, (a+b)c=ac+bc, a(b-c)=ab-ac, (a-b)c=ac-bc} 割り算は逆数にしてかけ算に変換するのが基本だが,\ この程度なら普通に割り算した方が速い. (a+b) c=a c+b c 3の逆数が13であるのと同様,\ 2abの逆数は\ {1}{2ab}\ である. としてから逆数にする.\ 符号は変わらないので注意. 4(x²-2xy)+(-5x)(x-3y)\ と考えて分配法則を適用した.\ 次のように考えてもよい. かっこをはずした後,\ {同類項(同じ文字が同じ個数だけかけ合わされている項)をまとめる}. このとき,\ 分配法則の逆\ ax+bx=(a+b)x\ を適用する. 4x²-5x²=(4-5)x²=-x² 通分した後,\ かっこをはずして計算する.\ 通分は\ 16-14={2-3}{12}\ と同じ要領である. 分子は全体で一つのものと考えるから,\ {4a²-14ab+15b²}{12}\ はこれ以上約分したりできない.のように一部分だけ約分するのは{誤り}である. 例えば のように約分できる.