高校生・大学受験生用の推奨参考書・問題集(数学/物理/化学)

当ページの内容は最終更新日である2019/6/4時点でのものです。

参考書・問題集を紹介しているサイトは多々ありますが、毎月のように新たなものが発売され続けており、半年も経過するとその情報は古くなります。常に最新の情報を入手することを心がけてください。

参考書・問題集の選び方

いかなる参考書や問題集であれ、少し触れただけですぐに放置しているようでは力がつくはずはない。最後の時まで継続し、未熟な部分を何度も反復できると思う本を選ぶことが重要である。

また、受験はギャンブルではなく、王道を行くのが基本である。一発を当てに行こうとしたり、人と違った特別なことをしたりする必要はない。誰もがやっていることを同じように淡々とやっていく。個人のレベル差を考慮する必要はあるものの、特殊な事情でもない限り多くの人が使っている定番の参考書・問題集を使うべきというのが個人的な意見である。仮にベストの選択にならなかったとしても、少なくともベターの選択となるはずである。

自分のレベルや状況にあったものを選べるかも重要な能力の1つである。簡単すぎては力がつかないし、難しすぎると途中で挫折する。少し頑張ればできるというくらいのものを選び、徐々にレベルアップしていくのがよい。

人によっては、表紙のデザインや、カラーか白黒かや、大きさや厚さなども気になりがちなので、よく確認して購入しよう。

毎年のように改訂されている本もあるので、購入前に近いうちに改訂版がでないかを確認し、最新版を購入してほしい。

最近発売&近日発売予定の注目書籍(発売日順)

センター試験廃止後に2021年から実施される大学入試共通テストを見据えた書籍が続々発売します。

数学の推奨問題集(網羅系)

Focus Gold

知る人ぞ知る最強の網羅系問題集である。その網羅性や解説の充実度、入試実戦用の問題などこの問題集の完成度には驚愕せざるを得ず、あの青チャートですら比較対象にはならない。学校では習わない背景や裏技や受験の裏側を解説する豊富なコラムは為にもなるし、ただ読んでいるだけでも面白い。

はっきり言ってこれだけで全て完結しているため、この問題集に対応できるだけの能力をもっているならばもう他の問題集は必要ない。受験までに他にやるべきことは過去問演習をするくらいである。

能力がかなり高い人でも完璧にするのは難しいが、そもそも網羅系問題集は100%完璧にする必要があるわけではない。問題がレベル別に分類されているので、自分が必要なレベルの部分までやり込めばよいのである。

難関大学を目指す学生を対象としている問題集であるため、主に進学校で指定され授業や宿題に利用されている。書店で店頭販売されていないが、ネットで容易に入手できる。

タイトルと表紙がカッコ(・∀・)イイ!!

青チャート

定番中の定番の網羅系問題集である。少し前の青チャートの網羅性は正直散々であった。しかし、現在の青チャートはFocus Goldに比べると内容は劣るものの、それでもほとんどの高校生にとっては十分すぎる網羅性を持っており、難関大学にも余裕で対応できる(Focus Goldの登場で危機感を持ったのかな?)。特に基本事項の解説や基本公式の証明などはFocus Goldにはないので青チャートのほうが優れている。

1ランク下の黄チャートでも並の国立大学ならば対応可能である。

2019年発売の最新版は2021年から始まる大学入試共通テストを見据えたものとなっている。

青チャートの上位版である赤チャートはFocusGoldに匹敵する。

標準問題精講

チャートシリーズやフォーカスシリーズは圧倒的な網羅性をメリットにもつが、それは逆に重厚すぎるというデメリットにもなりうる。やり尽くそうとすると時間がかかるし、分厚さを見ただけでやる気がなくなる学生もいるだろう。そのような学生に推奨できる網羅系問題集が精講シリーズである。

十分な網羅性を保ちつつ、問題が厳選されており分量が多くない。チャートシリーズやFocusシリーズと同様の構成なので見やすく、解説も丁寧である。しかも、通常の網羅系問題集には書いてないような高度なポイントや背景まで解説されていたりする。

基礎、標準、上級とレベル別になっており、スムーズにつなげていくことができる。標準までやれば難関国立大学でも十分対応できるレベルに到達する。

超難関大学や国立医学部志望の学生は上級までやるのもよい。

近年、分野別の標問が出版されてきている。特定の分野を更に深めたい場合には有効だが、難関国立大学を目指すのでもない限り、オーバーワークである。

4冊の内、「軌跡・領域」の重要度が圧倒的に高い。この分野に特化した問題集や参考書は他にほぼなく、あっても内容の薄いものばかりである。そんな中、標問の「軌跡・領域」は逆像法や同値変形など学生にとって盲点になりやすい部分にかなり深くまで踏み込んで解説している。

「軌跡・領域」分野の解法パターンはとりあえず覚えたものの、『なぜそうやると解けるのかが今一つよくわからない』などと感じている難関大学受験生には特にオススメである。問題数も50題ほどなので、1冊仕上げるのにさほど時間がかからないのも高ポイントである。

1対1対応の演習

一応網羅系問題集に分類されるが、網羅性はそこまで高くない。このシリーズ最大のメリットは、他の問題集に書かれていない受験用の発想や解法を習得できることにある。最上位層の学生には定番の問題集である。難易度は高めでかなりクセがあり、好みが分かれる。

『プレ1対1対応の演習』は、『1対1対応の演習』 の特徴を生かしつつも基本的なレベルの問題を網羅するものとなっており、幅広いレベルの学生が高校数学を学習するのに適している。

ただし、数Ⅲのプレは出版されない。

数学の推奨問題集(入試実戦系)

重要問題集

入試実戦系問題集として推奨度ダントツNo.1がこの『重要問題集』である。最も大きな特徴は網羅性の高さであるが、全体的に見ても驚嘆の完成度で、以下がすべてそろっている。

  • 受験数学への特化(ほぼ全て入試頻出問題)
  • 高いパターン網羅率(これ以上を望むと網羅系問題集になる)
  • 標準的な難易度(幅広いレベルの受験生にとって有効)
  • 最後の数ヶ月での演習に適度な問題量(文系200、理系300)
  • 公式・解法パターンのまとめ(付録)
  • 当サイトとの相性抜群(問題集は解説が不足気味だが、当サイトに同種の問題の詳しい解説がある)

注意すべきは、文系版と理系版で対称とする学生のレベルが異なる点である。

文系版 「完璧」の一言に尽きる。受験数学における標準的なレベルのパターン問題が多すぎず少なすぎず美しいまでに網羅されている。短時間で効率よく受験数学のパターンを網羅したい文系学生にとって最高の1冊である。理系版が手に負えない理系学生がⅠAⅡBの確認をしたい時にも利用できる。レベルはとにかく標準的で、幅広いレベルの受験生に普遍的な効果が期待できる。一方、Focus Goldや青チャートを完璧にしたという学生にとっては今更感がある問題ばかりなので、この問題集の対象ではない。

理系版 標準的なレベル(センター試験~中堅国立、文系ならば難関国立も可)の学生を対象としている文系版とは異なり、ややレベルの高い学生(中堅国立以上)が対象である。Focus Goldや青チャートで1通りのパターンをすでに習得済みであることを前提とし、それを踏まえた上で思考力を要求される実戦的な問題演習を行うための問題集である。応用的でありながらもいわゆる頻出問題中心でパターン網羅性を重視した構成になっているため、パターンの再確認という要求を同時に満たせるという意味でも申し分のない1冊である。

プラチカ

重要問題集レベルをクリアしてなお時間に余裕があるというハイレベルな学生にオススメしたい。

難関大学や超難関大学を目指す学生を対象とし、主にパターンでない問題をじっくり思考することによって解く演習をするための問題集である。中にはパターン的な問題も含まれており、一定の網羅性は確保できている。

問題数がそれほど多くなく、現役の学生が短時間で仕上げることができる。解説が丁寧で、背景知識も解説されている。文系に特化した入試用実戦問題集は少ないため、超難関大学を目指す文系学生には特にオススメである。

やさしい理系数学

通称「やさ理」と呼ばれるが、あくまで同シリーズの「ハイ理」とくらべてやさしいだけであり、一般的に見た難易度はかなり高い。難関大学・超難関大学を目指す学生が網羅系問題集を一通り完了した後、1問1問をじっくり思考して解く演習をするための問題集である。

特筆すべき特徴は、1つの問題に対して別解が3つ4つと豊富に示されていることである。それゆえ、少ない問題数で様々な解法を知ることが出来る唯一の問題集であり、重宝されている。

ただし、何故そのような発想に至るのかという解説は一切なく、解答が示されているだけである。よって、かなり能力の高い学生でなければ使いこなすことは難しい。

医学部攻略の数学

ハイレベルなパターン問題、特に医学部で頻出する問題をまとめた問題集であり、網羅系としての性質と演習用の問題集としての性質を併せ持つ。

例題約60に対してそれぞれ1つの類題がついており、問題量も適度である。問題の解説は、基本的なものから裏技的なものや背景までされており、ハイレベルな学生には適度な分量である。

A4サイズの大きさは持ち運ぶには大変だが、スペースが広く確保してあり見やすく、メモなどをどんどん書き込んでいけば自分オリジナルのノートのようにできる。網羅系問題集を完了後に何をすべきか迷っている医学部受験生はもちろん、それ以外のハイレベルな受験生にもお勧めである。

分野特化型参考書・問題集

佐々木隆宏の整数問題が面白いほどとける本

高校数学の多くの分野は、網羅系問題集でされている程度の解説があれば十分理解できて学習も進む。よって、わざわざ1つの分野に絞った参考書を求める必要はあまりない。

しかし、整数分野は網羅系問題集程度の解説量では到底足りない。他分野にはないような独特の解法や発想が必要であり、より詳しい参考書を見ながら学習すべきである。

そして、整数に特化した参考書の中で最もオススメしたいのがこの本である。基本部分から丁寧に解説し、かなり高いレベルまでの網羅しているので幅広いレベルの学生にとって有効な参考書である。

マスター・オブ・整数

高校範囲の整数を極めようという学生は最終的にこの本に行き着く。

整数分野の基本事項をかなり深い部分まで解説し、入試で頻出のパターン問題が集約されている。ハイレベルな学生には目を通すだけでもしておいてほしい1冊である。

合格る確率+場合の数

2016年、場合の数・確率分野のとてつもない問題集が発売された。本書の構成が次である。

  • ステージ1:原則原理編
  • ステージ2:典型手法編
  • ステージ3:入試実践編
  • ステージ4:実践融合問題編
  • ステージ5:超高難度有名問題編

最も驚くべきはその網羅性であり、場合の数・確率分野の全100パターンがレベル別に網羅されている様は目次だけで感動すら覚える。

網羅性だけでなく、内容も非常に充実している。類似の問題集と比較して解説も非常に詳しく、ほとんどの大学であればステージ3までで十分対応できる。

ステージ4やステージ5は難関大学・超難関大学受験生用のハイレベルなパターン問題である。
難関大学に多い確率漸化式の様々なパターンや数Ⅲの積分法が絡むパターンまで取り上げられている。

さらにステージ5では、巴戦・破産の確率・カタラン数・ポリアの壺・包除原理など、有名パターンではあるが高難度すぎて普通の問題集では取り上げられない問題が取り上げられている。

さらにさらに、場合の数・確率分野でよく絡んでくる二項定理や数列・漸化式の解説があったり、英単語カードならぬ問題カードまでもが付属していたりなど、高校数学の場合の数・確率分野を完璧な体制で学習することが可能になる。

ハッとめざめる確率

場合の数・確率分野は網羅系問題集の解説だけでは理解を深めることが難しい分野である。

難関大学を目指しているにもかかわらず、「どうも場合の数や確率に苦手意識がある」「今ひとつ腑に落ちない部分がある」という学生は多い。そのような学生にはこの1冊がオススメである。場合の数や確率の考え方を深い部分から丁寧にわかりやすく教えてくれる。

あくまで難関大学を目指すレベルの学生に場合の数・確率の根幹をわかりやすく示すものであり、平均的なレベルの学生は対象ではない。

微積分/基礎の極意

高校範囲の微分積分が完全にまとめられている。

基本計算、典型問題はもちろん、200近い定石、関連知識がまとめられている様は圧巻である。決してハイレベルなものではなく、実際に受験で役立つレベルのものがほとんどである。

問題演習用としても読み物としても利用できるので、難関大学受験生には目を通すだけでもしておいてほしい1冊である。

物理の推奨参考書・問題集

物理は、他科目に比べて理解の比重が極めて大きい科目である。化学が理解3割・暗記7割とすれば、物理は理解9割・暗記1割くらいのイメージである。物理的現象の理解なく解法パターンのみ暗記していけばよいという考えで学習していると失敗する危険性が高い。特に、数学で解法パターンの暗記によって高得点を取っている人ほどそのような思考に陥りがちなので注意が必要である。「運動の問題はとにかくma=Fにあてはめればよい。だって公式これしかないし。」などと考えてはいないだろうか。理解できているかを確認するための1つの方法は、人に問われて説明できるかを考えてみることである。ma=Fがどういう物理現象を意味し、どういう問題の場合にどういう風に使えばよいかを人に聞かれて説明できなければならない。物理は他科目よりもパターンが少ないために網羅自体は割と容易にできる。しかし、そこに理解が伴っていなければ少し変化した問題を出題されると対応できなくなる。どの参考書・問題集を使うにしても、物理的現象の理解に重点を置いて学習して欲しい。

また、物理の参考書・問題集は他科目以上に相性が重要で、他人の評価を安易に受け入れるのは危険である。当ページで紹介したもの以外にも優れた書籍は多数存在するので、書店で実際に目を通して自分の状況に合ったものを選ぶべきである。

物理のエッセンス/良問の風/名問の森

同じ著者の3部作である。基本事項の解説および確認用の簡単な問題がついた「エッセンス」が初心者用である。その後、普通レベルの問題集「良問の風」と、やや難しいレベルの問題集の「名問の森」がある。良問の風→名問の森とつなげるのもよいし、ハイレベルな学生はいきなり名問の森を始めるのもよい。下位国立ならば良問の風でも十分である。名問の森ならば難関大学まで対応できる。良問の風と名問の森に共通しているのは何と言っても解説の丁寧さである。問題のレベルが上がるたびに解説が簡潔になっていくのが普通だが、高いレベルの問題に対してもかなり丁寧に解説がなされている。

問題精講シリーズ

まず、数学の同シリーズとは対象とする学生のレベルが違うので注意して欲しい。数学では基礎→標準→上級であったが、理科では入門→基礎→標準である。そのため、基礎で十分難関大学まで対応できる。標準は東大・京大・東工大などの入試問題ばかりで非常にハイレベルである。

同シリーズを通し、見開きに問題1つと解答解説という見やすい構成、高い網羅性、十分な問題量、適度に詳しく丁寧な解説という何拍子もそろったクセのない問題集であり、多くの学生にとって非常に扱いやすく推奨できる。

重要問題集

最も定番となっている入試用実戦問題集である。入試物理の頻出パターンが網羅されている他、難易度・分量ともに現役の学生には適度である。さらに、解説・解答が別冊になっていたり、公式やパターンをまとめた小冊子が付属していたりと、まさに至れり尽くせりの1冊である。

ただし、網羅性が高い分解説がやや不足している点は否めない。丸暗記である程度何とかなる化学とは異なり、理解が重要な物理においてこのデメリットは見過ごせない。

問題集の対象となる学生のレベルも中堅国立~難関国立なので、重問に対応できない場合は他の参考書と併用するか、よりわかりやすい他の問題集を使用した方がよい。

化学の推奨参考書・問題集

総合的研究 化学

参考書というよりも教科書である。普通の学校の教科書よりもかなり深い内容にまで踏み込んでいるので、化学が好きな学生や得意な学生が教科書として利用するとよい。大学受験にも大いに役立つ。多くの参考書とは異なり、教科書のようにフルカラーなのも見やすく高評価である。

重要問題集

化学の問題集として定番中の定番である。

圧倒的な網羅性があり、難易度・分量ともに現役の学生には適度である。さらに、解説・解答が別冊になっていたり、一問一答の小冊子が付属していたりと、まさに至れり尽くせりの1冊である。

物理の重要問題集は解説不足が減点要素であったが、暗記の比重が高い化学では大きな問題ではない。この1冊をやり込むだけで、ほとんどの大学で十分に化学で合格点が取れるレベルに到達できる。傍用問題集→重問→志望大学の過去問→本番という流れが理想的である。

問題精講シリーズ

まず、数学の同シリーズとは対象とする学生のレベルが違うので注意して欲しい。数学では基礎→標準→上級であったが、理科では入門→基礎→標準である。物理と比較すると相対的な難易度は低めである。それでも基礎までやるだけで難関大学にも対応できる。

同シリーズを通し、見開き2ページまたは4ページに問題1つと解答解説という見やすい構成、高い網羅性、十分な問題量、適度に詳しく丁寧な解説という何拍子もそろったクセのない問題集であり、多くの学生にとって非常に扱いやすく推奨できる。

照井式解法カード

総合的研究と同じく、参考書というよりは教科書に近い。内容は総合的研究と同等だが、分量は2倍以上あり、その分わかりやすく丁寧に説明している。適度なカラーで読みやすいのもよい。

この参考書の最大のメリットは何と言っても付属の解法カードである。テーマごとの重要事項が別冊として完璧にまとめられており、とてつもなく重宝する。重要事項や気になるポイントを自分でノートにまとめるというのは1つの学習法として有効だが、その反面「正しく認識できているか」や「抜け落ちがないか」などという不安も残る。受験のプロがまとめたこの解法カードならばそのような心配は一切ない。理論化学はもちろん、暗記の比重が増す無機化学・有機化学では必携である。以前はほぼモノクロだったが、最新版はフルカラーとなっており格段に見やすくなっている。

化学の新標準演習/化学の新演習/化学の新研究

同じ著者の3冊である。

化学で高得点が必要な医学部志望者や難関大学志望者など、重要問題集では足りないという学生には定番なのが『化学の新演習』である。難問のみが集めてあるわけではなく、高度なパターンを含めて高校化学を網羅することができる。相当なボリュームがあるので、自分の能力と残された時間で本当にやり尽くせるかをよく考えてから購入する必要がある。

以前からあった『化学の新演習』は平均的なレベルの多くの学生には難しすぎる。2016年、ようやく平均的なレベルの学生を対象とした『化学の新標準演習』が発売された。本体約350ページ、別冊解答約250ページと圧巻のボリュームである。『セミナー化学』などの傍用問題集と同様の基本事項のチェック問題があり、例題も150題以上、さらに練習問題は550題以上である。定期試験・センター試験はもちろん、中堅国立大学までならばこれ1冊でお釣りがくる。一方で、上位国立大学以上の受験生には物足りない内容である。新標準演習→新演習とつなげるのもよいが、いずれもボリュームがあるので完遂することは容易ではない。その場合はより薄い問題集(セミナー化学などの傍用問題集がベスト)で基礎固めした後、直ちに『化学の新演習』などのハイレベルな問題集に着手するのがよいだろう。

『化学の新研究』は教科書でも参考書でも問題集でもない。辞書である。高校化学において疑問に思うことは700ページを超えるこの本に全て書かれている。コラムでは、大学で学習するような内容や化学に関する様々な話題が普通に説明されている。受験勉強でさらなる高みを目指すために、知識を増やしたり、理解を深めたりするのにこれ以上のものはない。化学が好きな人は単純な読み物としても使える。

受験の月をフォローする
受験の月
タイトルとURLをコピーしました