高校理論化学(物質の反応):熱化学、反応速度、化学平衡、酸と塩基

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2025/2/8 2025年入試対応完了。熱化学(化学反応の進む向きまで)のみ難関大学にも対応済。

「物質の状態」では、同じ物質が状態によってどう変化するかを学習した。「物質の反応」では、異なる物質が互いにどのように反応し合うかを学習する。

ここも苦手とする学生が多い分野である。そもそもの原理や用語の理解が難しく、それを実際の問題に応用するのはもっと難しい。理解すべきことの理解、暗記すべきことの暗記、さらに問題演習の積み重ね、これらのバランスを取りつつ学習を進めなければならない。

2022年開始の新課程において、旧課程から最も大きな変化があったのが当カテゴリの熱化学分野である。2021年以前は化学反応に伴って発生・吸収する熱を熱化学方程式で表現していたが、2022年からはエンタルピー変化を付記して表すようになった(大学化学や世界標準に準拠)。また、化学反応の自発性を議論するため、エントロピーやギブズエネルギーについても学習する。

当カテゴリでは、熱化学、反応速度、化学平衡、酸と塩基を取り上げる。熱化学分野は用語の定義さえおさえておけば割と容易だが、他分野はとにかく厄介である。辛抱強く学習を進めてほしい。

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