当カテゴリでは、数B:確率分布と統計的な推測分野のパターンを網羅する。
期待値・分散・標準偏差・仮説検定など、かなりの内容が数Ⅰ:データの分析および数A:確率とかぶっており、そちらをきちんと学習済みならばこちらは非常にスムーズに学習を進めることができる。
当カテゴリの内容は、数Ⅰ:データの分析、数A:確率、数Ⅱ:整式の積分、数B:数列の最低限の基本事項を一通り習得済みであることが前提である。
新たな学習内容や本質的に難しい部分は少ないが、紛らわしい概念や用語が多いので慎重に学習を進める必要がある。また、数式が仰々しくなりがちである。
能力の高い人ならば短時間で一通りの学習を終えることも可能だが、実戦的な演習は必須である。2015年以降のセンター試験や共通テストの過去問を解いてみるとよい。
2022年開始の新課程から必修となったため、2025年の入試からは当分野の出題が大幅に増加することが予想される。
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