原子の構造、物質の種類、化学の基本法則、化学結合、化学反応式など、化学の基本を学習する。さらに、化学計算の基本である物質量(mol)の扱いを学習する。
化学では(化学に限らないが)、用語の定義をしっかりと把握することが重要である。特に、まぎらわしい用語には要注意である(質量と物質量など)。
最初は基本事項を理解しながら暗記することになる。基本用語の意味を確認しつつその理由もおさえていくことで、物事を化学的な観点から見ることができるようになる。
例えば、単に結合の種類を覚えるだけではなく、なぜそのような結合をとるのかという理由や成り立ちを理解することが後の応用につながるのである。
一部(応用的な結晶構造)を除きおおよそセンターレベルの内容である。
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当カテゴリ内記事一覧
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- 原子の構造と同位体
- 原子の電子配置
- イオンの生成、イオン半径、イオン化エネルギーと電子親和力
- 金属結合、金属の性質、金属結晶(体心立方格子、面心立方格子、六方最密構造)
- イオン結合とイオン結晶(NaCl型、CsCl型構造)、イオン限界半径比
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- 原子量・分子量・式量と物質量(mol)、化学計算の基本
- 化学反応式と化学反応の量的関係、過不足のある反応、混合気体の燃焼、混合物の純度
- 溶液の濃度と調製(質量パーセント濃度・密度とモル濃度の単位換算)