試験終了直前に序盤での重大ミス発覚!時間がなければ修正能力をアピールせよ!

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問題に不備があって面積が一意に定まりませんでした。x≧2の部分と考えてくださいm(_ _)m

kijyutu-syuusei

おっ、これはいいツイート(^ω^)

教師 「次の問題の答案を本番のつもり}で作成してください」
$x$座標が大きいほうの交点における$y=g(x)$の接線と$y=f(x)$と直線$x=2$で囲ま
れた部分の面積$S$を求めよ.
【思考】 よし,\ なんとか試験時間内に全部完了できそうだ.\ 合格はもらった!
【思考】
あれ?\ 面積なのに答えが負になったぞ.おかしいな.\ 積分で計算ミスしたかな?
確認確認.う~ん,\ でも積分計算合ってるよな.
ヤバイ時間がない.\ どこがおかしいんだ?最初から見直してみるか.
しまったあああああああ,\ g(x)じゃなくてf(x)の接線で計算してたああああああ.
ええ,\ ちょっとまって!じゃあこの後全部違ってくるやん!!!
残り時間でできる限りやり直すしかない!早く早く早く早く早く.~消しゴム大活躍~
{試験官 「終了!そこまで!」}
受験生 「そんなそんなそんなああああああああああああ.}
ああ,\ 何もかも終わった$$.\ 何やってんだ$$」}
採点官 「この受験生は接線を求めることすらできなかったのか.}
まあ記念受験なんだろうな」}
受験生 「違うんです.\ 凡ミスしてやり直そうとしていたんです(泣)」}
採点官 「いや,\ そんなん知らんし」}
教師  { 「なぜ消した!!!もう残り時間ないのに!!!」
このような事態に至った場合はどうすべきなのだろうか.
次のようにわかりやすく正直に状況を述べておくのが一法である.
※\ 面積が負の値になったので見直すと, の部分でのミスに気付きました.
\ ここで$g'(x)$を求めていれば正答に至ったと思いますが,\ 修正時間がありませんでした.
次は東大教授のありがたいお言葉である.
「面積負や${(確率)>1}$でも平気な答案はできればマイナス点をつけてやりたい」}
つまり,\ 明らかにおかしい値であることに気付くべきということである.
ミスに気付けるか,\ それを修正できるかも数学の能力の1つである.
このとき,\ 「負の値はおかしいから正の値にしておこう」などとごまかすのは危険である.
相手は数学のプロ,\ ごまかせないし,\ そのような受験生が存在することは百も承知である.
序盤で一度ミスした上にさらに計算でもミスしたとみなされるのがオチであろう.
ごまかすのではなく,\ 次を記述しておくことで最小限の減点で済む可能性がある.
なぜミスに気付いたか
どこでどうミスしたか
どのように修正すべきか,\ 修正するとどうなると予想できるか
修正できなかった理由
ミスした箇所に気付けなくても,\ ミスに気付いていたことは記述しておくとよい.