2024/6/21 無機化学分野の2025年入試対応と難関大学対応完了。
2024/8/28 天然高分子化合物分野の2025年入試対応と難関大学対応95%完了。
他分野も順次対応予定。
高校化学の基本事項を網羅し、暗記事項を整理、パターン問題を解説していきます。
大学入学共通テスト化学は、センター化学に比べて非常に難しくなっており、具体的にはセンター化学80点レベルは共テ化学60点レベルです。センター化学はセンター対策だけでも高得点が取れましたが、共テ化学で高得点を目指すには2次試験レベルの演習も必要になると考えておいたほうがよいでしょう。
高校化学総覧をどのような理念で作成したかは以下の記事を読めばわかるので、是非読んだ上で利用してください。
現行課程では化学基礎と化学というよくわからない区別がされていますが、当サイトでは特に区別していません。自分に必要な部分だけ学習してください。
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高校化学の特徴・内容と勉強法
高校化学は、大きく4分野(理論化学・無機化学・有機化学・高分子化合物)に分類される。理解と暗記の割合はあくまでも個人的な体感であり、目指すべきレベルなどによっても変わってくる。
さらに大きく、物質の構成・物質の状態・物質の反応の3分野に分類される。最低限の基本事項(化学的原理や化学的性質など)の暗記はあるが、主に計算問題であり、化学反応式を元に何がどれだけ得られるかなどを計算して求めることになる。計算問題に苦手意識をもつ学生は多いが、実はほとんどが単なる比の計算にすぎないことを認識してもらうのが当サイトの目標である。
様々な単体や化合物の性質(色・臭い・反応性などなど)を学習する。といっても高校レベルの理由はほとんどないのでひたすら丸暗記することになる。いかに効率よく整理して暗記するかがポイントになる。並列的に化学反応の原理(学校できちんと教わらないことが多い)も学習し、化学反応式は覚えるものではなく自分で作るものであることを認識してもらうことが当サイトの目標である。当サイトの内容は共通テスト+α程度の暗記事項が少なすぎず多すぎず適度にまとまっているので試験対策に最適である。当サイトの内容を完璧に暗記できていればほぼ満点とれるはず。
100以上の元素の中で、炭素原子だけはその性質上無限ともいえる関連化合物が存在する。有機化学では炭素化合物の構造を学習する。いくつかの条件から少しずつ構造を特定していく過程はパズルを解くような面白さである。思考が問われるが、何だかんだで暗記もかなり重要である。当サイトの内容は共通テスト+α程度の暗記事項が少なすぎず多すぎず適度にまとまっているので試験対策に最適である。有機化学は暗記だけでは対応できないので、基本事項の暗記後は問題集でひたすら演習を繰り返してほしい。
高校化学の最後の壁として立ちはだかる。分量は多くないものの、構造が複雑な有機化合物が多く登場するために暗記が大変で計算問題も難しい。多くの高校生は高校3年生の10月以降に学習することになるので入試対策する時間も限られ、まともに学習できていない学生も多いので、入試で出題されると差がつきやすい分野である。
2次試験で化学を必要とする理系高校生にとって、受験までの化学の学習の進め方はいたってシンプルで、以下の3段階を踏めばよい。特にレベルの高い大学や学部でない限りこれで十分である。
- 学校の授業を受けながら、学校で指定された傍用系問題集で学習する。
- 全分野の学習を完了後は、重要問題集1冊(網羅性・難易度・分量いずれも受験生に最適の最強の1冊)を仕上げる。実力者は傍用系問題集と平行してもよい。一定レベル以上の高校ならば学校で配られることも多い。
- 志望校の過去問演習をして傾向や出題方法などの確認をしつつ最後の仕上げ。
この他の参考書・問題集は以下へ。
化学の勉強のお供に!至高の化学グッズ
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