
全体に絶対値がついている関数${y=f(x)$のグラフは,\ 簡単に描ける. 絶対値は,\ 負を正にするものである. よって,\ グラフにおいても負である部分が正となるように図示すればよい. 結局図形的には,\ ${x軸より下の部分をx軸で折り返したグラフとなる.$ この認識があれば,\ いちいち場合分けすることなく図示できる. ただし,\ 一部だけに絶対値がついているグラフは,\ 場合分けするしかない. 例として,\ $y=(x-1)(x-3)}$\ のグラフを描いてみよう. まず絶対値の中のグラフを描き,\ その後$x軸で$折り返すだけでよい.} なお,\ 折り返す前のグラフは点線で残しておくのが普通である.